滋賀県水道協会

 

会長のごあいさつ



 水道は、県民の健康で文化的な日常生活を支えるとともに、社会・経済活動の重要なライフラインとして、一日も欠かすことの出来ないものです。
 滋賀県水道協会は、この重要な水道の健全な普及ならびに維持管理の万全を図り、公衆衛生の向上に寄与することを目的として、県内の水道事業者等により、昭和30年7月に設立され、以来、水道の普及、水道の維持管理技術や設計施工技術の向上に努めてまいりました。
 設立当初、最大の目標であった水道の普及については、概ね目的は達成されましたが、近年の水道には、依然として様々な課題があります。
近年、わが国では地震災害や土砂災害による水道施設被害が発生しており、老朽施設の更新や耐震化への対応が必要であり、また、本県においては、琵琶湖におけるプランクトン発生による異臭味や集中豪雨の増加による水質変化といった水道を取りまく環境の変化が懸念されています。
 さらに、給水人口の減少や節水機器の普及等による料金収入の減少、水道職員の高齢化や減員等、技術力の低下等が憂慮されています。
このように水道事業においては課題が山積しており、水道の健全な普及、維持管理の万全、公衆衛生の向上を図るために滋賀県水道協会の果たすべき役割は、今後においてもますます重要となっています。
 滋賀県水道協会は、県や会員相互の連携協力を図りながら、国に解決を求めるべき課題についての要望活動、研修会等の開催、広報啓発活動を継続するとともに、広域連携の場としての新たに期待される役割も果たしてまいりたいと考えておりますので、関係各位の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。

滋賀県水道協会 会長 近江八幡市長  小 西  理  
 
PAGE TOP